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ヴォーカル

  • 2022-03-26
  • 2022-03-24

スムースジャズ女性ギタリスト、ジョイス・クーリング19歳のエヴァーグリーンな大名盤『Cameo』

米国の女性ギタリスト/作曲家ジョイス・クーリング(Joyce Cooling)のデビュー作である『Cameo』。特に1曲目「It's You」での複雑ながらスムースで美しいギターのコードワークや表現力豊かなソロ、Viva Brasilのクラウディオ・アマラル(Claudio Amaral)の伸びやかなヴォーカルには心を大いに射ち抜かれた。

  • 2022-03-24
  • 2022-03-24

キャッチーなイスラエル・ポップの良作、SSWロイ・ラベス新譜

イスラエルのシンガーソングライター、ロイ・ラベス(Roie Labes)の最新作『סיפורים על שקיעות וזריחות』がリリースされた。タイトルの意味は“日没と日の出の物語”。伸びやかなヴォーカルと、耳馴染みが良くエモーショナルなコード進行とメロディを持ったキャッチーな楽曲群が楽しめるアルバムだ。

  • 2022-03-21
  • 2022-05-07

セシル・マクロリン・サルヴァント、失われたものへの憧憬滲む新譜『Ghost Song』

現代最高峰のヴォーカリスト、セシル・マクロリン・サルヴァント(Cécile McLorin Salvant)の新譜『Ghost Song』は、彼女の豊かな歌の表現力が楽しめるだけでなく、タイトル通り亡霊やノスタルジア、憧れをテーマとしたコンセプト・アルバムとしてトータルに楽しめる作品に仕上がっている。

  • 2022-03-19
  • 2024-12-08

カタルーニャの歌手リディア・プホル、27歳で逝去した伝説のSSWを歌う奇跡的な輝きの傑作

スペイン・カタルーニャのベテラン歌手、リディア・プホル(Lídia Pujol)の新作『Conversando Con Cecilia』は、“セシリアとの対話”の題が示すとおり、若くして事故で亡くなったスペインの偉大なSSWセシリア(Cecilia, 本名:Evangelina Sobredo Galanes, 1948 - 1976)の楽曲集だ。

  • 2022-03-14
  • 2022-03-14

ポルトガル出身SSWソフィア・リベイロ、コロナ禍のコロンビアで完成させた情緒豊かな傑作

ポルトガル出身のシンガーソングライター、ソフィア・リベイロ(Sofia Ribeiro)がパンデミック下で滞在していたコロンビア・ボゴタで彼女の4枚目のアルバム『Casa』を完成させた。ニコラス・オスピナ、ペトロス・クランパニス、マルセロ・ウォロスキのバンドを軸に、温かく心に響く素晴らしい作品。

  • 2022-03-10
  • 2022-03-08

アーティストとしての表現の極みに辿り着いた、エリック・クラズノーの最新作

4作目となるらしいソロ作『Always』で、エリック・クラズノー(Eric Krasno)というギタリストの音楽をものすごく久しぶりに聴いた。おそらく、当時大好きで来日公演まで観に行ったソウライヴ(Soulive)やレタス(Lettuce)以来ではないかと思うが、私は今作で初めて彼の歌声を聴いた。

  • 2022-03-07
  • 2022-03-20

パリ発、ヘビロテ必至のグルーヴィ&洒脱なコズミック・ディスコポップ、L’Impératrice『たこつぼ』

フランス・パリの6人組シンセポップ・バンド、ランペラトリス(L'Impératrice)の2ndアルバム『Tako Tsubo』は、アシッドジャズやファンク、ハウスの影響を受けた軽めのエレクトリック・バンドのサウンドに、フレンチポップの流れを汲む女性ヴォーカルが溶け込んだ極上の作品だ。