地中海からアラビア、そしてブラジルへ。イタリアの鍵盤奏者バッソリーノによる架空の“未来都市”

Bassolino - Città Futura

ナポリの鍵盤奏者ダリオ・バッソリーノのソロデビュー作

イタリア・ナポリの鍵盤奏者/作曲家/プロデューサー、ダリオ・バッソリーノ(Dario Bassolino)のソロデビュー作『Città Futura』は、ニコラ・コンテにも通ずる爽やかなグルーヴを持ったジャズファンクが特徴的だ。地中海からアラビアへ、そして大西洋を越えて遥かブラジルまで吹き抜ける風。過去から現在の様々な時代を繋ぎながら、架空の“Città Futura = 未来都市”へと想像を膨らませる。

かつてイタリア産ディスコ・ファンクで名を馳せた作曲家/パーカッション奏者トニ・エスポジート(Toni Esposito)に強くインスパイアされた、70年代の空気を感じさせるサウンドも心地よい。ベースを弾くのはナポリのディスコファンクバンド「Nu Genea」などでの活動でも知られるパオロ・ペトレーラ(Paolo Petrella)。ドラマーのアンドレア・デ・ファツィオ(Andrea De Fazio)とともに生み出すグルーブの上でシンセやブラス、ストリングスなどが舞い踊る。

(1)「Napoli Visionaria」

Dario Bassolino – keyboards
Paolo Petrella – bass
Andrea De Fazio – drums, percussion
Alessio Pignorio – electric guitar, acoustic guitar
Linda Feki a.k.a. LNDFK – vocals (2)
Chicca Iavarone – flute
Alice Villa – vocals (5)
Pietro Santangelo – tenor saxophone
Riccardo Sala – tenor saxophone (5)
Paolo Batà Bianconcini – percussion
Gennaro Apuzzo – vocals (1, 4)
Caterina Bianco – violins
Luigi Scialdone – mandolins

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