- 2020-09-25
- 2020-09-23
ブッチャー・ブラウン、ファンク愛に満ちたメジャーデビュー作『#KingButch』
バージニア州リッチモンドで2009年に結成、地道な活動を続けてきたファンクバンド、ブッチャー・ブラウン(Butcher Brown)が8枚目の作品にしてついにメジャーデビューを飾った。
バージニア州リッチモンドで2009年に結成、地道な活動を続けてきたファンクバンド、ブッチャー・ブラウン(Butcher Brown)が8枚目の作品にしてついにメジャーデビューを飾った。
シカゴを拠点に活動するバンド、バースィル&ザ・スーパーナチュラルズ(Bassel & the Supernaturals)がストレートなファンクサウンドに乗せて歌うのは、愛と喪失、そしてシリアの現状について──。
イスラエルのキーボード奏者、オフェル・ピンハス(Ofer Pinhas)率いるピンハス&サンズ(Pinhas & Sons, ヘブライ語:פנחס ובניו)が凄い。男女ツインヴォーカルが特徴的で、ジャズやプログレ、クラシック、クレズマー、バルカン、ラテン、ブラジルなど幅広いジャンルに影響を受けた独創的かつテクニカルな音楽を展開する驚愕のミクスチャーバンドだ。
'90年代初頭の結成以来、ずっと変わらぬファンクネスで現在のジャムバンド/ファンクバンドの最前線を走り続けるバンド、レタス(Lettuce)。通算7作目となる2020年の新作『Resonate』でも息をするように自然体のファンクを披露、その健在ぶりを示してくれた。
竹製の創作楽器や和太鼓、篠笛、ギター、ベースといった編成で日本の伝統的な音楽と大地を揺らすようなアフロビートを融合した独特の音楽を演奏するバンド、AJATE(アジャテ)が面白い。
西アフリカ・ベナン出身のギタリスト、リオーネル・ルエケ(Lionel Loueke)とハンガリー出身のドラマー、フェレンク・ネメス(Ferenc Nemeth)、そしてスウェーデン生まれのイタリア人ベーシストのマッシモ・ビオルカティ(Massimo Biolcati)のトリオ、ジルフェマ(Gilfema)。アフリカ音楽のエッセンスが色濃く反映された個性的なジャズがとても面白い。
世界中が新型コロナウイルス惨禍で外出が困難になる中、世界最大の音楽フェスティバルのひとつであるモントルー・ジャズ・フェスティバルが同フェスでの歴史的なコンサートのフル動画約50本超を無料公開している。
“良い音楽を多くの人に広めたい”という想いのもと、主に70年代〜80年代前半のジャズ、ファンク、R&B、ロックなどジャンルを問わずグルーヴする楽曲をカヴァーし演奏する、凄腕の女性スリーピースバンド、トーキョー・グルーヴ・ジョシ(Tokyo Groove Jyoshi)が注目を集めている。
“人力ドラムンベース”の使い手、アダム・ダイチが自身のカルテット名義で発表した2019年作『Egyptian Secrets』は、注目のオルガン奏者ウィル・ブレイズやLettuceのメンバー、ゲストにもはや伝説的存在となっているギタリスト、ジョン・スコフィールドも参加した最高にファンキーな一枚だ。