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Euro Jazz

  • 2022-03-13
  • 2022-03-12

アルフィオ・オリリオ、選曲も魅力的な極上のソロピアノ

フランスのピアニスト/作曲家、アルフィオ・オリリオ(Alfio Origlio)の 『Piano』は、その名の通り飾り気のない至高のソロピアノ作品だ。流麗で創造的なピアノ演奏が素晴らしいのはもちろん、選曲自体も非常に魅力的で、日々の生活にぴったりと寄り添ってくれる大切な音楽だ。

  • 2022-03-09
  • 2022-03-08

美しいネオソウル系歌手を迎えた珠玉のクロスオーヴァー・ジャズ。ダニエル・ガッサン新譜

オーストラリア出身、パリで活躍するピアニスト/作曲家ダニエル・ガッサン(Daniel Gassin)による“Crossover Band”名義のデビュー作『Change of Heart』。ネオソウルの新星ヴォーカリスト、アリタ・モーゼスを擁する5人編成のバンドで、古典的なジャズと現代ジャズの交叉点を美しく描いている。

  • 2022-03-08
  • 2022-03-07

北欧ジャズの旗手ヘルゲ・リエン、美しき遺産への再訪『Revisited』

ノルウェーのピアノトリオ、ヘルゲ・リエン・トリオ(Helge Lien Trio)の待望の最新作『Revisited』がリリースされた。タイトル「再訪」が示すとおり、トリオの20年の軌跡を辿りつつ、過去に演奏した楽曲を現在の視点から捉え直し、再構築するというコンセプトの作品だ。

  • 2022-02-15
  • 2022-02-13

北欧ジャズの美の極致。Trio X of Sweden、スウェーデンの伝統曲集

スウェーデンのピアノトリオ、Trio X of Swedenの 『Trad. Arr』はそのタイトル通り、伝統曲をジャズのピアノトリオで再構築した作品だ。全編北欧らしい美旋律のオンパレードで、腰を据えてじっくり聴くもよし、リラックスした時間のBGMにふんわりと流すもよしの万人におすすめしたいアルバム。

  • 2022-01-29
  • 2022-01-29

冬の澄んだ空気のように深く吸い込みたくなる北欧ジャズ絶品、ヨエル・リュサリデス新譜

スウェーデンのピアニスト、ヨエル・リュサリデス(Joel Lyssarides)のピアノトリオ作品 『Stay Now』。名門ACTからリリースされた彼自身3枚目のアルバムとなる今作は、北欧ジャズの新星を強く印象づける詩的で美しい内容で、彼のキャリアにとっても大きな飛躍の一枚となるだろう。

  • 2022-01-23
  • 2022-01-23

オーボエとディジュリドゥ、異色のジャズ『Obodji』

Obomanこと木管奏者のジャン=リュック・フィヨン(Jean-Luc Fillon)と、ディジュリドゥ奏者のオセロ・ラヴェス(Othello Ravez)によるジャズ・オーボエとディジュリドゥという珍しい編成のアルバム『Obodji』。スタンダードとオリジナルを半々ずつ計10曲、なかなか面白い音楽体験ができるジャズ作品だ。

  • 2022-01-21
  • 2022-01-21

北欧ジャズの新星Little North、前作から更にスケールアップした新譜『Familiar Places』

前作『Finding Seagulls』(2020年)が絶賛されたデンマークのピアノトリオ、Little Northの新譜 『Familiar Places』がリリースされた。優れた詩情を醸す北欧ジャズのテイストはそのままに、今作では初めてエネルギッシュなギターと温かみのあるトランペットというゲストも得てトリオの新たな地平を開拓した意欲作となっている。