- 2022-03-16
- 2022-03-15
欧州ジャズの伝統的叙情性と現代ジャズの感覚が同居する、マルティン・サレミ待望の2nd
2017年のデビュー作『Short Stories』での抒情性が高く評価されたベルギー出身のピアニスト、マルティン・サレミ(Martin Salemi)の新作『About Time』。収録の7曲はすべてマルティン・サレミのオリジナル。
2017年のデビュー作『Short Stories』での抒情性が高く評価されたベルギー出身のピアニスト、マルティン・サレミ(Martin Salemi)の新作『About Time』。収録の7曲はすべてマルティン・サレミのオリジナル。
ベルギー出身のドラマーステファン・ギャランド(Stephane Galland)と、鍵盤奏者アドリアーン・ファン・デ・ヴェルデ(Adriaan Van de Velde)による新しいプロジェクト、ポーラー・ドワーフズのデビュー作『Polar Dwarfs』は、大胆なシンセ使いが印象的なインパクト抜群のエレクトロ・ジャズファンクだ。
2010年にベルギーで結成されフランスで活動する男女デュオ、Sages comme des sauvagesが2020年作『Luxe Misère』にボーナストラック2曲を加え、『Luxe Misère (Deluxe)』としてリリースした。フレンチポップとワールドミュージックの幸せな融合と呼べそうなオーガニックな手触りのサウンドが心地良い。
バート・ヨリス(Bert Joris, tr)と、エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunzi, p)による2021年のデュオ作品『Afterglow』。二人が持ち寄った曲を収録した本作はジャケットのハイウェイの写真のように都会的な印象を受ける最高級のジャズで、時にリリカルに、時にフリーに淀みなく展開されるピアノとトランペットの語り合いがこの上なく美しい。
ベルギー出身、NYを拠点に活躍するピアニスト/作曲家、カシミール・リベルスキ(Casimir Liberski)がトリオで録音した2019年作『Cosmic Liberty』。アニマルズ・アズ・リーダーズ(Animals As Leaders)のドラム奏者マット・ガーストカ(Matt Garstka)が参加しており、各曲のクオリティの高さとも相まって一部界隈で話題になった作品だ。
今回紹介するのは、ベルギー出身のフラメンコギタリスト。名はマルディン・デ・カウター(Myrddin De Cauter)、左利き。高名な音楽家の父がいる家庭で育った彼は10代でフラメンコ音楽に出会い没頭。スペインに行き修行を積んだという経歴の持ち主である。
ジャンゴ・ラインハルトが創始したジプシー音楽とジャズが融合した音楽=ジプシージャズ(マヌーシュ・スウィング)は、ザクザクと刻むギターのカッティングと超絶技巧のソロで、ギタリストたちが憧れるジャンルのひとつ。世界的に活躍するおすすめのギタリストを特集し紹介する。