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日本

  • 2021-12-27
  • 2022-01-13

エモーショナルな歌声にクールなサウンド。究極のバランス感覚を体現する日本語JAZZのニュースタンダード。

12月にデビュー15周年を記念したカバーアルバム『App Standard』をリリースしたジルデコイ・アソシエーション(JiLL-Deecoy association)、通称ジルデコ。松任谷由美からyamaの「春を告げる」(!)まで振り幅の広いカバーを披露した最新作ではなく、今回はジルデコ史上個人的最高傑作の『ジルデコ4~Ugly Beauty~』をご紹介したい。

  • 2020-10-03
  • 2020-10-03

北欧ジャズ×和楽器・箏の異色の美コラボ。『Poems for Orchestra』

スウェーデンのベーシスト、アンダーシュ・ヤーミン(Anders Jormin)と、同じくスウェーデンのヴァイオリニスト/歌手のレーナ・ヴィッレマルク(Lena Willemark)、そして日本の二十五絃箏奏者の中川果林(Karin Nakagawa)の3人による北欧と和文化の融合したECM傑作『Trees of Light』(2015年)の続編ともいえるのがこの2019年作『Poems for Orchestra』。

  • 2020-09-28
  • 2020-10-02

ジャズの次代を担うマリウス・ネセット&挾間美帆ビッグバンド、注目の共演作

ノルウェー出身のサックス奏者、マリウス・ネセット(Marius Neset)と、日本が誇るジャズバンド指揮者の挾間美帆(Miho Hazama)がコンダクターを務めるDanish Radio Big Bandの共演作『Tributes』。全曲がマウリス・ネセットの作曲で、ファンキーな曲からしっとりとしたスローバラードまで、優雅なビッグバンド編成で楽しめる絶品となっている。

  • 2020-09-14
  • 2021-01-06

NYジャズの中心で活躍するヴァイオリニスト大村朋子、日本民話をテーマに描く刺激的なアルバム

静岡県出身、現在ニューヨークを拠点に活動するジャズ・ヴァイオリニスト大村朋子の新譜『Branches Vol. 1』には、日本に古くから伝わる民話にインスパイアされた全6曲が収録。前作『Roots』は日本古謡をジャズに昇華し話題となった作品だったが、今回もアメリカに暮らす日本人としての自身のルーツを強く意識し、表現したものになっている。

  • 2020-09-12
  • 2020-09-12

国籍を超えた現代ジャズ最高峰の女性プレイヤー7人が結集!スーパーグループ「ARTEMIS」デビュー

現代ジャズで最も高い評価を得ている7人の女性アーティストたちが結集したスーパーグループ、アルテミス(ARTEMIS)がブルーノート・レコーズからデビューした。北米、南米、中東、欧州、そして日本…地域を超え最高の女性奏者が結集し傑出した演奏を聴かせてくれる必聴盤だ。

  • 2020-08-24
  • 2020-09-05

日本とも縁の深いスーパー・ブラジリアン・ユニット“Shinkansen(新幹線)”始動

幾度となく来日し、日本との縁も深いブラジルの重鎮ミュージシャンたち──ジャキス・モレレンバウム(Jaques Morelenbaum, cello)、リミーニャ(Liminha, b)、トニーニョ・オルタ(Toninho Horta, g)、マルコス・スザーノ(Marcos Suzano, perc)によるスーパーユニット、Shinkansen(新幹線)始動!

  • 2020-07-13
  • 2020-07-13

フェルナンダ・タカイ、コロナ禍の中で見つめる生と死の音楽

フェルナンダ・タカイ(Fernanda Takai)の新譜『Será Que Você Vai Acreditar?』は、一聴して彼女とわかるキャッチーで特徴的なソフトロックな良曲がたっぷり詰まった良作だが、収録されたそれぞれの音楽を深く掘り下げていくと世界に大きな変化をもたらしたコロナ禍のなかで制作されたアルバムらしく、深いメッセージが読み取れる作品だった。

  • 2020-04-07
  • 2021-02-21

至福の声とギター。青葉市子、2020年1月のライヴ音源をリリース

シンガーソングライター/ギタリストの青葉市子が、2020年1月に東京・赤坂の草月ホールで行われたデビュー10周年記念コンサートの模様をライヴ盤として発売した。『"gift" at Sogetsu Hall』と題された今作は、アカペラで披露される(1)「守り哥」で始まる、声とギターだけの17曲・79分の至福のとき。

  • 2020-02-27
  • 2020-12-29

衝撃!日本文化に強く感化されたブラジルの男女混成エレクトリック・ジャズバンド「OZU」

キーボード奏者/作曲家のフランシスコ・カブラウ(Francisco Cabral)を中心としたブラジルの男女混成6人組エレクトロ・ジャズバンド、オズ(OZU)が面白い。2018年作『Inner』などキーボード、ギター、ベース、ドラムスの生バンドにターンテーブルやサンプリングを絡め、多層的な音響空間を作り出す彼らは、日本文化を深くリスペクトする興味深いバンドなのだ。

  • 2020-01-29
  • 2021-10-25

海外からも大注目!ジャズ&ファンクで魅せるTokyo Groove Jyoshi が話題

“良い音楽を多くの人に広めたい”という想いのもと、主に70年代〜80年代前半のジャズ、ファンク、R&B、ロックなどジャンルを問わずグルーヴする楽曲をカヴァーし演奏する、凄腕の女性スリーピースバンド、トーキョー・グルーヴ・ジョシ(Tokyo Groove Jyoshi)が注目を集めている。

  • 2020-01-22
  • 2020-01-26

「ナウシカ姫に恋をしました」伊人気ジャズピアニストのジブリ曲集!ジャケ絵は宮崎駿氏提供

欧州を代表するピアニスト、ジョバンニ・ミラバッシの新譜『MITAKA CALLING -三鷹の呼聲-』はそのタイトルが連想させる通り、ジブリ映画の楽曲集。アルバム・ジャケットのイラストを自身もミラバッシのファンだと公言する宮崎駿監督が提供するなど、スタジオジブリ×ミラバッシの相思相愛の作品だ。