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オランダ

  • 2023-08-14
  • 2023-08-14

北アフリカ、中東、西洋を繋ぐ華麗なるオーケストラ。モロッコ出身ウード奏者モハメド・アハダフ新譜

アラブ音楽やアンダルシア音楽に精通するモロッコ出身のウード奏者/作曲家モハメド・アハダフ(Mohamed Ahaddaf)の通算4枚目のアルバム『Ana W'inta』がリリースされた。2019年に加入した中東や北アフリカ音楽を専門とするオランダ・アムステルダム拠点のマルムーシャ・オーケストラ(Marmoucha Orchestra)とともに作り上げた作品で、15人ほどの豊かなアンサンブルで個性的なアラビック・ジャズを聴かせてくれる興味深い作品だ。

  • 2023-08-10
  • 2023-08-10

現代地中海ジャズの最高峰!アヴィシャイ・ダラシュが提示する高次元の“異国音楽体験”

アンダルシア、北アフリカ、中東といった地中海を取り囲む地域の豊かな伝統音楽と西洋のクラシック音楽がジャズという言語のもと、最高のレベルで出会った作品と言っても過言ではないだろう。イスラエル出身、オランダ・アムステルダムを拠点に活動するアヴィシャイ・ダラシュ(Avishai Darash)が、彼が芸術監督を務めるマルムーシャ・オーケストラ(Marmoucha Orchestra)を率いて録音したアルバム『Andalusian Love Song』。それぞれ出自の異なる15名の個性的な音楽家たちによる祝祭の饗宴。

  • 2023-07-16
  • 2023-07-15

新世代ジャズギター・ヒロインの登場!ラトビア出身エラ・ジリナのデビュー作『Intertwined』

1997年ラトビア生まれ、現在はオランダ・アムステルダムを拠点とするギタリスト、エラ・ジリナ(Ella Zirina)は新世代のジャズ・ギター・ヒロインとなるであろう逸材だ。オーセンティックなスタイルを軸としながら、卓越した技巧も、繊細なダイナミクスの表現力も、様々な引き出しを持った即興のアイディアも素晴らしく、デビューアルバム『Intertwined』でその技を惜しげもなく披露している。

  • 2023-06-04
  • 2023-06-03

南アのギター奏者ヴマ・レヴィンとオランダの先鋭管弦楽団AM.OKの奇跡的共演!要注目の大傑作

南アフリカの気鋭ギタリスト/作曲家ヴマ・レヴィン(Vuma Levin)が、自身のクインテットとオランダ・アムステルダムの管弦楽団アモック(AM.OK)とともに制作した新作『The Past Is Unpredictable, Only the Future Is Certain』が素晴らしい。南アフリカの先住民族の伝統的な音楽実践と楽器編成をベースとしつつ、ジャズ、ポピュラー音楽、カリブ海の音楽、そして西洋クラシック音楽のオーケストラというフィルターを通して構築された音世界は越境的で斬新。

  • 2023-05-31
  • 2023-05-30

ベルギーの伝統音楽にインスパイアされたピアノトリオ、Mapping Roots デビュー作『First Daylight』

ベルギーのベーシスト/作曲家のミシェル・ヴリダーグ(Michel Vrydag)が率いるベルギーのピアノトリオの第一作『First Daylight』。ピアノには同郷のブラム・ワイテルス(Bram Weijters)、ドラムスにオランダ出身のダニエル・ヨンカース(Daniel Jonkers)という布陣で、全14曲、計88分に及ぶ壮大なアルバムとなっている。

  • 2023-05-01
  • 2023-04-25

70年代アナドル・ロックを現代に甦らせる、アムステルダム発6人組バンドAltın Gün 新譜『Aşk』

オランダ・アムステルダム発のアナトリアン・ロックバンド、アルトゥン・ギュン(Altın Gün)の2023年新譜『Aşk』がリリースされた。パンデミックの影響でメンバーの自宅で制作された2021年の前作『Âlem』や『Yol』から一転、今作は彼らの原点とも言える70年代のバンドサウンドに回帰。ヴィンテージの機材や録音技術を使い、アナログテープでのライヴ録音にこだわったサウンドを作り上げている。

  • 2023-02-09
  • 2023-02-05

既成のジャズに囚われない、ベートーヴェンへの探究が生んだ新しいjazzed-up『Kind of Beethoven』

ピアノ、バスクラリネット、ドラムスという編成で繰り広げられるベートーヴェン・ピアノソナタの最高のジャズアップ作品が登場した。『Kind of Beethoven』は、クラシックとジャズの両道で活躍するスペイン出身のピアニストであるシャビ・トーレス(Xavi Torres)のプロジェクトで、彼はこの作品でベートーヴェンの楽曲に新たな息吹を与える試みを行なっている。

  • 2023-02-07
  • 2023-02-09

多国籍ジャズ・クインテット Chai Masters、魔術的リアリズムを音楽で表現する圧巻のデビュー作

日常のなかの超現実を描いたジャケットが本作を象徴する。多国籍の音楽家が集い、オランダ・アムステルダムで結成されたクインテット、チャイ・マスターズ(Chai Masters)のデビューアルバム『Magic Realism』は、その名の通り“魔術的リアリズム”をテーマとした興味深い作品だ。

  • 2022-11-19
  • 2022-11-19

北欧ジャズ名トリオとオランダの古楽オーケストラ、夢のような共演作『Just Ignore It』

ポーランドのピアニスト、レシェック・モジジェル(Leszek Możdżer)と、スウェーデンのベーシスト、ラーシュ・ダニエルソン(Lars Danielsson)、そしてイスラエルの打楽器奏者ゾハール・フレスコ(Zohar Fresco)。 長らく北欧ジャズのシーンを牽引してきたこの3人がオランダの室内楽集団ホラント・バロック(Holland Baroque)を迎え録音した稀有な室内楽×北欧ジャズのハイブリッド作品『Just Ignore It』。

  • 2022-09-09
  • 2022-09-07

バロック時代の音楽をテーマにしたジャズ組曲。E.ピエラヌンツィ×J.サムセン 至高のデュオ

イタリアのピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunzi)とオランダのベーシスト、イェスパー・サムセン(Jasper Somsen)。ヨーロッパのジャズを代表する名手二人によるデュオアルバム『Voyage in Time』は、西洋クラシック音楽をテーマにイェスパー・サムセンが書いた9曲を共同作業でアレンジし演奏した美しいアルバムだ。

  • 2020-10-04
  • 2020-10-04

繊細で美しい音に浸る。ヴァイオリン/チェロ/ピアノの珠玉のヨーロッパ・ジャズ

ポーランドを代表するジャズ・ヴァイオリン奏者、アダム・バウディヒ、フランスのチェロ奏者ヴァンサン・クルトワ、そしてオランダのピアニスト、ロヒール・テルダーマンのトリオによる『Clouds』。室内楽的なアンサンブルで、それぞれの楽器の演奏・音色がどこまでも繊細で素晴らしく、楽器の匂いまで伝わってくるような臨場感がある。