- 2023-04-03
- 2023-04-02
鬼才SSWアドリアーナ・カルカニョット、孤高の深淵と美学を感じさせる新作『Errante』
ブラジルを代表する鬼才SSW、アドリアーナ・カルカニョット(Adriana Calcanhotto)の新譜『Errante』がリリースされた。人生や社会について鋭い視点で切り込むシリアスな作品が続いていた彼女だが、今作のジャケットには笑顔の写真が。だが、アルバムのタイトルは“徘徊”あるいは“放浪”の意味で、やはり今作も一筋縄ではいかない作品に仕上がっている。
ブラジルを代表する鬼才SSW、アドリアーナ・カルカニョット(Adriana Calcanhotto)の新譜『Errante』がリリースされた。人生や社会について鋭い視点で切り込むシリアスな作品が続いていた彼女だが、今作のジャケットには笑顔の写真が。だが、アルバムのタイトルは“徘徊”あるいは“放浪”の意味で、やはり今作も一筋縄ではいかない作品に仕上がっている。
ブラジル北東部に根付く音楽とダンス、フレーヴォを“一地域のお祭りの音楽に留めず、世界に発信したい”と始まったプロジェクト、Frevo do Mundo が満を持して復活。カエターノ・ヴェローゾやCéu、Bala Desejoなどブラジルを代表する音楽家たちが参加し血湧き肉躍るカルナヴァルを展開!
フルート/アコーディオン奏者/作編曲家サリット・ラハヴ(Salit Lahav)率いるイスラエルのショーロ・アンサンブル、ショローレ(Chorolê)の新作『Encontros』。ほとんどはブラジルのショーロのカヴァーで、ショーロとしてはオーソドックスな編成に、即興ではジャズのアプローチをしっかりと持ち込んだ極上のアルバムになっている。
ブラジル出身で現在はロサンゼルスを拠点とするSSW/ギタリストのガブリエル・ダ・ホーザ(Gabriel da Rosa)。ロサンゼルスではDJとしても活動し、さまざまなブラジル音楽を紹介しているという彼のデビューアルバム『É o que a casa oferece』が現代の最重要インディーズレーベルのひとつであるStones Throwからリリースされた。
Love0完璧なサンバ・パゴーヂ。ホベルタ・サーの新作『Sambasá』 ブラジルの歌姫ホベルタ・サー(Roberta Sá)の新作 『Sambasá』は、彼女らしい飾らない美しさがとにかく魅力的なド直球のサンバ・アルバムだ。ヴィオラォン(ガットギタ […]
ブラジルと米国を股にかけるシンガー、アレクシア・ボンテンポ(Alexia Bomtempo)の新譜『Doce Carnaval』は、彼女らしくサンバやボサノヴァといった良質なブラジル音楽を軸に、適度なポップ感覚と国際的な発信力でバランスをとった良作に仕上がっている。タイトルの“甘美なカルナヴァル”が示すように、全編を通じてどこか気怠さが漂う最高に心地良いアルバムだ。
Love0ピエール・アデルネ、ブラジルらしいサンバを表現する新譜 ブラジルのSSW、ピエール・アデルネ(Pierre Aderne)の最新作 『Vela Bandeira』は、これまでの彼の作品と比較すると驚くほど直球的にサンバに寄せた内容で、全編で […]
ブラジル出身のシンガーソングライター、ミルラ・ヒオマール(Mirla Riomar)のデビュー作『Afrobrasileira』は、ブラジルに住んでいた/あるいは連れてこられた人々が歴史的に育んできた豊かな音楽文化を現代に伝え、未来へと繋いでいく素晴らしい作品だ。
Snarky PuppyやBanda Magdaなどで活躍するアルゼンチン出身打楽器奏者/作曲家、マルセロ・ウォロスキ(Marcelo Woloski)のデビューアルバム 『Mundo Por Conocer』。アルバムには10ヶ国以上から30名近い音楽家が参加し、躍動感の溢れる音楽がとても魅力的な一枚だ。
ブラジルのバンドリンの名手アミルトン・ヂ・オランダ(Hamilton de Holanda)の新譜 『Maxixe Samba Groove』は、後述する深い経緯のあるバンドリンで美しく楽しく、そしてほんの少しのサウダーヂが混ざり合った素敵なアルバムに仕上がっている。
新しいショーロやサンバの形を模索するブラジルの超絶技巧バンドリン奏者、ホドリゴ・レッサ(Rodrigo Lessa)の2021年新譜『No Jeito』。全曲がホドリゴ・レッサの作曲で、伝統的なショーロをベースとしながらも現代的で物語性に富んだ展開を見せる豊かなソングライティングに脱帽。
現在のブラジルを代表する歌姫のひとり、ホベルタ・サー(Roberta Sá)によるサンバ&ボサノヴァ曲集が発表された。アルバム・タイトルはそのまんま『Sambas & Bossas』。この作品は2003年に録音されていながら公式にはリリースされていなかったもので、サンバやボサノヴァの名曲がずらりと並ぶ“幻のアルバム”だ。
ポルトガルのヴォーカル・オーディション番組で“発掘”されたSSWのチアゴ・ナカラト(Tiago Nacarato)と、彼が所属するサンバ集団オルケストラ・バンバ・ソシアル(Orquestra Bamba Social)による、洪水のごとく溢れ出るサウダーヂに語彙を失わずにはいられない素晴らしいEP『Samba de Bolso』。
エンリッキ・ネト(Henrique Neto)の2011年のデビュー作『Caminhos Abertos』。収録曲はバーデン・パウエルの(1)「Aviso aos Navegantes」、ドミンギーニョスの(10)「Fuga Pro Nordeste」を除き、他はすべてエンリッキ・ネトのオリジナルで、曲調はクラシカルなものからジャズ、ショーロ、タンゴ、フラメンコなど幅広い。