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ミナス新世代

  • 2022-02-04
  • 2022-02-03

脈々と受け継がれるミナス音楽のDNA…SSWアルトゥール・アラウージョのデビュー作

ブラジル・ミナスのシンガーソングライター、アルトゥール・アラウージョ(Artur Araújo)のデビューアルバム『Morada dos Ventos』がリリースされた。ミナスの同世代の音楽家たちだけでなく、巨匠トニーニョ・オルタ(Toninho Horta)も1曲でゲスト参加し、MPBを代表するSSWネルソン・アンジェロ(Nelson Ângelo)も賛辞を寄せる2022年のブラジル音楽の要注目作だ。

  • 2022-01-05
  • 2022-01-15

ブラジルの自然と音楽を愛する女性歌手マイラ・マンガの美しいデビュー作【インタビュー有り】

ブラジル・ミナスジェライスの歌手マイラ・マンガ(Maíra Manga)が待望のソロデビューを果たした。アルバム『Lá』は全曲がミナスを代表するSSWセルジオ・サントス(Sergio Santos)の新曲。詩的で魔法のような楽曲と演奏、そしてマイラ・マンガの歌声のすべてが調和した深く美しい作品だ。

  • 2021-12-07
  • 2022-07-20

ミナスのSSWセザル・ラセルダ、社会や自然環境への憂慮を込めた大傑作新譜

ブラジル・ミナスジェライスのシンガーソングライター、セザル・ラセルダ(César Lacerda)の新譜『Nações, Homens ou Leões』は冒頭(1)「O Sol Que Tudo Sente」のサウンドを聴く限りでは現代ミナス音楽の潮流に乗る一見キャッチーなMPBだが、その裏には彼の社会や環境問題に対する深い思慮があらわれた非常に繊細な作品だ。

  • 2021-11-28
  • 2021-11-28

ユニークな先鋭ショーロバンド、アサニャード・クアルテート『Jararaca』

2015年のデビュー作『Feira』でユニークなショーロを聴かせてくれたミナスジェライスの4人組、アサニャード・クアルテート(Assanhado Quarteto)の新譜『Jararaca』は、ブラジルの様々なリズムやジャズを飲み込み、より音楽性の幅が広がった作品となった。プロデュースはハファエル・マルチニ(Rafael Martini)が務めている。

  • 2021-11-13
  • 2021-11-13

メマーリ/アンドレス/マラニャォン名作『Rã』がライヴ盤で登場!感動の公演全編映像も公開

ピアニスト/作曲家アンドレ・メマーリ(André Mehmari)、SSW/フルート奏者アレシャンドリ・アンドレス(Alexandre Andrés)、詩人ベルナルド・マラニャォン(Bernardo Maranhão)による名作『Rã』(2018年)のライヴ盤『Rã Ao vivo』が登場した。YouTubeではアルバム全編の映像が公開されている。

  • 2021-08-19
  • 2021-08-19

ミナスのマルチ奏者アベル・ボルジェス、20年のキャリアから生まれた個性的“デビュー作”

ブラジルの作曲家/パーカッショニスト/ギタリストのアベル・ボルジェス(Abel Borges)が、自身の音楽家としての20年に及ぶキャリアの集大成として発表したデビューアルバム『Alafiá』をリリースした。演奏にはギタリストのルーカス・テレス、フルートのアレシャンドリ・アンドレスといったミナスの優れたミュージシャンが参加。

  • 2021-07-09
  • 2021-10-01

またもミナス新旧音楽家が集結!ロブソン・サントス新作EP『Luz Lunar』

前作『Pleiópolis』(2020年)が好評を博したブラジル・ミナスのベテランSSW、ロブソン・サントス(Robson Santos)の新作EP『Luz Lunar』がリリースされた。今作もトニーニョ・オルタ(Toninho Horta)やディアンジェロ・シルヴァ(Deangelo Silva)といったミナスの新旧の人気ミュージシャンが参加し、洗練されたミナスジャズを楽しめる良作に仕上がっている。

  • 2021-06-29
  • 2021-06-28

ミナス新世代の礎を築いたマイーザ・モウラ、12年ぶりの2ndアルバム

ブラジル・ミナスジェライス州出身の女性シンガー、マイーザ・モウラ(Maísa Moura)の12年ぶりの2ndアルバム『O Azul Daqui』がリリースされた。象徴的な青色のジャケットのイメージそのままのミナス音楽やブラジル北東部音楽に由来する瑞々しいサウンドは、近年のブラジル音楽の中でも屈指の絶品だ。

  • 2020-12-10
  • 2020-12-08

ミナスの若きピアニスト、ディアンジェロ・シルヴァ、“ミナス新世代”最強カルテットの傑作『Hangout』

ブラジル・ミナス出身のピアニスト/作曲家、ディアンジェロ・シルヴァ(Deangelo Silva)の注目の新譜『Hangout』。カルテットのメンバーはピアノ/キーボードのディアンジェロ・シルヴァほか、ギターにフェリピ・ヴィラス・ボアス、ベースにフレデリコ・エリオドロ、ドラムスにアントニオ・ロウレイロという、おそらく考え得る“ミナス新世代”界隈の最強布陣で、否応なく期待値が高まる。