- 2022-08-16
- 2022-08-16
イスラエルSSWの系譜に新たな才能。シェリー・アーチャー、珠玉のデビュー作『Lovebird』
優れた才能を輩出し続けるテルアビブの音楽シーンから、また若く素晴らしいシンガーソングライターが現れた。シェリー・アーチャー(Shelly Archer)のデビューEP『Lovebird』は、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)からフィービー・ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)に連なる系譜を継ぐ新たな才能の出現を高らかに宣言する。
優れた才能を輩出し続けるテルアビブの音楽シーンから、また若く素晴らしいシンガーソングライターが現れた。シェリー・アーチャー(Shelly Archer)のデビューEP『Lovebird』は、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)からフィービー・ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)に連なる系譜を継ぐ新たな才能の出現を高らかに宣言する。
ブラジル・バイーア生まれのシンガーソングライター、シェニア・フランサ(Xenia França)が2ndアルバム『Em Nome da Estrela』をリリースした。前作『Xenia』(2017年)はここ日本でもアフロ・ブラジル系ネオソウルの傑作として高く評価されたが、今作も伝統的なブラジルの多彩なリズムに現代的なサウンド、ソフトな歌声が相まって極上のヴォーカル・アルバムに仕上がっている。
ブラジルを代表するSSW、ジョイス・モレーノ(Joyce Moreno)が2022年新作『Brasileiras Canções』をリリースした。1948年生まれ、74歳。その年齢を微塵も感じさせない若々しい音楽は、彼女こそが今でも“ボッサ・ノーヴァ = 新しい潮流”そのものだと断言できる素晴らしい内容。聴き心地はどこまでも軽やかで爽やかだが、やっていることはとんでもなく複雑だ。
アフロ・ブラジリアン文化を全身全霊で表現するブラジルのSSW、イアラ・ヘンノ(Iara Renno)の2022年新譜『Oríkì』がリリースされた。今作もトライバルかつスピリチュアルな力強さと、ブラジルの豊かな音楽的土壌やジャズの理論に基づく洗練されたハーモニー、そして最先端のサウンド・エンジニアリングが同居する素晴らしい作品に仕上がっている。
ペドロ・ルイスの2022年の最新作『Terral』は、彼の最高にかっこいい過去曲に焦点を当てながら、ペルナンブーコのプロデューサー、ユリ・ケイロガ(Yuri Queiroga)がエレクトロニックの要素を加えて蘇らせた一大プロジェクトだ。
ピエール・アデルネ、ブラジルらしいサンバを表現する新譜 ブラジルのSSW、ピエール・アデルネ(Pierre Aderne)の最新作 『Vela Bandeira』は、これまでの彼の作品と比較すると驚くほど直球的にサンバに寄せた内容で、全編でサンバ特有 […]
アンゴラのSSWアリーネ・フラザォン(Aline Frazão)の5枚目の作品となる2022年新譜『Uma Música Angolana』は、これまでにルゾフォニア(ポルトガル語圏)を中心に世界中の音楽を吸収してきた彼女らしい、洗練されたジャジーな音楽に仕上がっている。が、そのシンプルかつ意味深なタイトルに込められた彼女の想いの強さにも同時に気付かされる素晴らしい芸術作品だ。
先行して配信されていたシングル(2)「Quero Dizer」が密かに話題となっていたブラジル北東部アラゴアス州都マセイオ出身のSSW/マルチ奏者ブルーノ・ベルリ(Bruno Berle)が、待望のデビューアルバム『No Reino Dos Afetos』をリリースした。
アメリカーナ・ミュージック・アワードの新人部門にノミネートされるなど大いに注目されたソロデビュー作『Putting On Airs』から3年、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルのSSWエリン・レイ(Erin Rae)の待望の2ndアルバム『Lighten Up』がリリースされた。ギターを手に歌い、素朴なアメリカーナを体現する彼女の音楽は今回も純朴で親しみやすく、多くの人の心に響くことだろう。
ドイツ出身のピアニスト/ヴォーカリスト、オリヴィア・トゥルマー(Olivia Trummer)の2022年新譜『For You』。冒頭、ウーリッツァーピアノがレトロお洒落な風情の(1)「Thirsty in the Bathtub」から傑作を確信する素晴らしい一枚だ。ギタリストのカート・ローゼンウィンケル、トランペッターのファブリツィオ・ボッソも参加。
セッサ(Sessa)のステージネームで知られるセルジオ・サイエギ(Sérgio Sayeg)が新作『Estrela Acesa』をリリース。彼が気だるく甘美に歌う内容は、実際はパンデミックの世界やファシストの大統領が支配する社会への批判で、少ないコードとシンプルな楽曲構成ながらひとつひとつのハーモニーには複雑な響きがあり、淡々と刻まれるリズムにも人生の儚さへの憂いや何かへの躊躇すら感じさせる。
ルーマニアにルーツを持ち、イタリア/ドイツ国籍、現在はスイスを拠点に活動するSSW、フランチェスカ・ガザ(Francesca Gaza)の3枚目のアルバム『Sfiorire』がリリースされた。プロデューサーはイタリアを代表するトランペット奏者のパオロ・フレス(Paolo Fresu)。クラシック、現代音楽、ジャズ、エレクトロ・ミュージックなど幅広い影響を受けた芸術性の高い音楽で、オクテット編成の繊細かつ時に大胆なアンサンブルも素晴らしい。
ブラジル出身のシンガーソングライター、ミルラ・ヒオマール(Mirla Riomar)のデビュー作『Afrobrasileira』は、ブラジルに住んでいた/あるいは連れてこられた人々が歴史的に育んできた豊かな音楽文化を現代に伝え、未来へと繋いでいく素晴らしい作品だ。
イスラエルの特異すぎるバンド、ウジ・ナヴォン・レガシー(The Uzi Navon Legacy)の新譜『לכל החיים (The Experiences)』が登場した。アルバムタイトルはヘブライ語で“生涯”の意味。もう本当に、変な方向へのこだわりの具合では現在活動中のバンドでは世界随一ではないだろうか。