- 2022-10-13
- 2022-10-09
現行UKジャズシーンを代表するサックス奏者カミラ・ジョージ、ルーツを意識した3rd『Ibio-Ibio』
ロンドンのサックス奏者/作曲家のカミラ・ジョージ(Camilla George)が、自身のルーツであるナイジェリア南東部に住むイビビオ族へと捧げた新作『Ibio-Ibio』をリリースした。現在のUKジャズシーンの精鋭たちで固められたバンドで、ジャズ、ヒップホップ、アフロビートがシームレスに融合するサウンドを展開する。
ロンドンのサックス奏者/作曲家のカミラ・ジョージ(Camilla George)が、自身のルーツであるナイジェリア南東部に住むイビビオ族へと捧げた新作『Ibio-Ibio』をリリースした。現在のUKジャズシーンの精鋭たちで固められたバンドで、ジャズ、ヒップホップ、アフロビートがシームレスに融合するサウンドを展開する。
フランス北東部の街ストラスブールを拠点に活動するジャズユニット、エミール・ロンドニアン(Emile Londonien)の新作『Jazz Contenders』。2021年にデビューし、ロンドンのニュージャズのシーンからも注目される彼らの洗練されたグルーヴィーなサウンドが楽しめる好盤だ。
ブラジルに生まれ、イタリアとイギリスで育ったラウ(Lau)を中心とするイギリス・ブライトンのサイケロックバンド、ワックス・マシン(Wax Machine) のセルフプロデュースによる新譜『Hermit's Grove』。サイケなロック・グルーヴとスピリチュアル・ジャズのエッセンスが心地良い、土埃や人々の体温、海から吹く風、そして燦々とした太陽の匂いのする作品だ。
UKの8人組、ココロコ(Kokoroko)の2022年8月リリースの新作『Could We Be More』は、どうやら彼らのデビューアルバム、ということらしい。これは正直、意外だった。なんせ彼らは数年前から既にロンドンのジャズシーンの最も旬なバンドとして地位を確立しているし、メンバーのソロ活動や他バンドでの活躍もよく耳にし、既に新鋭どころか中堅の感さえあるからだ。
注目の若手作曲家/ギタリスト、エミリー・ジェーン・ロバーツ(Emily Jane Roberts)がEP『The Persistence of Memory』でデビューした。イングランドのチェシャー州で生まれ育ち、現在はロンドンを拠点に活動する彼女の音楽は伝統的なジャズや西アフリカの音楽、そして彼女を取り巻くロンドンの音楽シーンにインスパイアされている。
Gondwana Recordsの主宰者でトランペット奏者のマシュー・ハルソール(Matthew Halsall)が見出したリーズ出身の新たな才能、作曲家/フルート/サックス奏者のジャスミン・マイラ(Jasmine Myra)のデビューアルバム『Horizons』。現代的な感覚のジャズに微かなエレクトロニカの香りが女性的で柔らかな響きを運んでくる秀作となっている。
イングランド北部の都市リーズを拠点とするベーシスト/作曲家ファーガス・クイル(Fergus Quill)がトリオを中心としたアンサンブルで聴かせる前衛的なジャズ作品『Zoop Zoop』でデビュー。ホンキートンク・ピアノで投げやり気味に演奏される酔狂なラグタイム・ブルース(1)「¿Who Shot Pinetop?」から独特の存在感を示す演奏が繰り広げられる。
イギリスの女性ドラマー/作曲家、ジャス・ケイザー(Jas Kayser) の最新EP『Jas 5ive』は、ジャズとアフロビートの境界を自然に溶かし両者を混ぜ合わせる彼女らしい、エキサイティングな作品だ。
イギリスの現代ジャズの現代ジャズを代表するバンド、Portico Quartetのベース奏者ミロ・フィッツパトリック(Milo Fitzpatrick)と、同じくMammal Handsのサックス奏者ジョーダン・スマート(Jordan Smart)が新しいデュオ・プロジェクト、Vega Trailsを始動!
北インドのパンジャーブ州にルーツを持ち、イングランド北部のリーズで生まれ育ったシタール奏者/作曲家ヤスディープ・シン・デグン(Jasdeep Singh Degun)のデビュー作『Anomaly』。北インド古典音楽を軸にしながら、西洋古典音楽やジャズといった要素を加え、外向的で完成度の高い作品に仕上がっている。
インド系イギリス人クラリネット/マルチ奏者、アルン・ゴーシュ(Arun Ghosh)の5枚目のアルバム『Seclused in Light』は、適度にポップで適度にエキゾチックな、なかなか他にはない興味深いジャズ作品だ。インド・コルカタに生まれ、イングランドのボルトンで育ち、マンチェスターで成熟し、現在はロンドンに住む彼の音楽は、その豊かな地理的土壌を強く反映したミクスチャー音楽となっている。
サウスロンドンを拠点とする鍵盤奏者/プロデューサーのノイエ・グラフィック(Neue Grafik)のバンド、Neue Grafik Ensembleが新作『Foulden Road Part II』をリリースした。今作は2019年の『Foulden Road』の続編となる作品で、即興演奏やグルーヴの喜びに満ちているが、その底流には重いテーマを掲げる。
2022年2月25日、ロバート・グラスパーの最新作「Black Radio Ⅲ」の発表に湧き立つ裏で、もう一つシーンにおいて重要な作品がリリースされていたことをご存知だろうか。2020年にBlue Note と契約後、EPやプロジェクト作を経て、初のメジャー作となったブルー・ラブ・ビーツ(Blue Lab Beats)の『Motherland Jorney』は、その名の通り、彼らの音の実験室に迷い込んだような、ジャンルの垣根を超えたビートに満ち溢れていた。
Love0デンマーク出身の若きギタリストTeis Semey、進化を見せつける新譜 2019年に『Where the Fence Is the Highest』でデビューしたばかりのデンマーク出身のギタリスト、ティース・シミー(Teis Semey) […]