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Hip Hop

  • 2021-04-01
  • 2021-03-31

アルゼンチン発ネオソウル傑作!ニコラス・カロウ『Antes, Último』

アルゼンチンのSSW、ニコラス・カロウ(Nicolás Carou)が様々なゲストを迎えて制作した知られざる傑作盤『Antes, Último』(2020年)。ネオソウル、ヒップホップ、ジャズといった要素が絡み合い、全体としてオーガニックで心地よいグルーヴを形成する。

  • 2021-03-26
  • 2022-08-16

新しいカリスマ、ノガ・エレズ待望の2nd。現代社会が求め続けたアーティスト

ノガ・エレズ(Noga Erez)が待望のセカンドアルバム『Kids』をリリースした。本作では、ここ数年で次々と素晴らしいクオリティのシングルを発表し、既にカリスマ性を身に付け、2021年3月8日の国際女性デーに際してはApple Musicによって“時代をリードする女性たち”のひとりに選ばれた彼女のさらに進化した姿を世界に示す。おそらく、今年もっとも重要な作品となることは間違いないだろう。

  • 2021-03-22
  • 2021-10-01

元Ojos de Brujoのマリーナ、多彩なゲストが参加した2021年新譜

元オホス・デ・ブルッホ(Ojos de Brujo)のカリスマ的ヴォーカリスト、マリーナ(Marinah)がソロ3作目となる待望の新作『HEROÍNAS』をリリースした。今作も後期Ojos de Brujoのサウンドを支えたトランペット奏者のカルロス・サルドゥイがプロデュースを担当。フラメンコを軸にラテン、ヒップホップ、ジャズなどのエッセンスが混ざり合うOjos de Brujoの延長線上とも言える、ファンには堪らない仕上がりになっている。

  • 2020-11-25
  • 2020-11-23

ドイツ×南アフリカのネオソウル、Seba Kaapstad 新譜

南アフリカ、エスワティニ(旧国名:スワジランド)、そしてドイツ出身のメンバーからなるネオソウル・ユニット、セバ・カープスタッド(Seba Kaapstad)の3rdとなる新譜『Konke』は、ネオソウル、ヒップホップ、ジャズがハイレベルに融合した注目の1枚だ。

  • 2020-09-29
  • 2020-09-27

YouTubeで大ヒット!ヘブライ語を学ぶのに最適!? な「アレフベートの歌」

ヘブライ語のアルファベット=アレフベートを歌にし、YouTubeで200万再生のヒットを記録したイスラエルの歌手ヴィクトリア・ハンナ(Victoria Hanna)。デビューアルバム『Victoria Hanna』にはその「Aleph Bet / Hoshana」や、続くシングル「22 Letters」を含む10曲を収録している。ヘブライ語を学びたい方におすすめしたいアーティストだ。

  • 2020-08-14
  • 2020-08-17

雑多な音楽が自然に融け合う。サウスロンドンの新鋭オスカー・ジェローム、デビュー!

ロンドンの新鋭SSW/ギタリスト、オスカー・ジェローム(Oscar Jarome)のデビューアルバム『Breathe Deep』は、R&Bやヒップホップ、ジャズがほどよい塩梅にブレンドされた、どこか懐かしさもある良作だった。Kokorokoのメンバーでもある彼の挨拶代わりともなる素晴らしいアルバム。

  • 2020-04-25
  • 2020-04-25

トム・ミッシュ&ユセフ・デイズ。UKジャズの若き鬼才が組んだ『What Kinda Music』

イギリス・ロンドン出身のマルチ奏者/作曲家のトム・ミッシュ(Tom Misch)と、同じくロンドンのジャズドラマー、ユセフ・デイズ(Yussef Dayes)が共同制作した2020年新譜『What Kinda Music』がリリースされた。今作は特にユセフ・デイズによる躍動する人力グルーヴが、様々な音楽を吸収したトム・ミッシュによる色彩感覚豊かな楽曲に絡んだサウンド。

  • 2020-03-20
  • 2023-02-17

カッサ・オーバーオールに覗き見るJAZZの未来

カッサ・オーバーオール(Kassa Overall)の新譜『I Think I'm Good』はかつてなく強烈な印象を残すアルバムだった。この音楽はいったい何なのだろう。ジャズもヒップホップの文化も、カッサ・オーバーオールというシアトル生まれのドラマー/作曲家の元ではまったく等価だ。

  • 2020-02-18
  • 2020-02-22

イスラエル・ビートシーンの中心人物、Rejoicerが創る夢見心地の音響空間

イスラエルのビートミュージックシーンの中心人物であり、イスラエルジャズ界隈にも影響を及ぼすビートメイカー/作曲家/マルチ奏者ユヴィ・ハヴキンのソロプロジェクト、リジョイサー(Rejoicer)が待望の2ndアルバム『Spiritual Sleaze』をLAのレーベルStones Throwからリリースした。