- 2022-08-25
- 2022-08-24
Marsh Dondurmaのサックス奏者ヤコブ・ゴレンシュタイン、エネルギッシュなファンク・アルバム
イスラエルのブラスバンド、マーシュ・ドンドゥルマ(Marsh Dondurma)のメンバーでもあるサックス奏者ヤコブ・ゴレンシュタイン(Jacob Gorensteyn)の2022年ソロ作『Wooden House』は、約10名の奏者にいる快活でエキサイティングなジャズファンク作品だ。
イスラエルのブラスバンド、マーシュ・ドンドゥルマ(Marsh Dondurma)のメンバーでもあるサックス奏者ヤコブ・ゴレンシュタイン(Jacob Gorensteyn)の2022年ソロ作『Wooden House』は、約10名の奏者にいる快活でエキサイティングなジャズファンク作品だ。
オーストラリア出身のサックス奏者、スティーヴン・ビス(Stephen Byth)のデビュー作『Reparations』。「賠償金」という軽くはないタイトルには、先住民族アボリジニの人々に対する彼の想いが込められている。
Gondwana Recordsの主宰者でトランペット奏者のマシュー・ハルソール(Matthew Halsall)が見出したリーズ出身の新たな才能、作曲家/フルート/サックス奏者のジャスミン・マイラ(Jasmine Myra)のデビューアルバム『Horizons』。現代的な感覚のジャズに微かなエレクトロニカの香りが女性的で柔らかな響きを運んでくる秀作となっている。
インド系米国人アルトサックス奏者、ルドレシュ・マハンサッパ(Rudresh Mahanthappa)の新作EP『Animal Crossing』の冒頭には、なんとあの任天堂の世界的人気ゲーム『あつまれ どうぶつの森』のメインテーマが収録されている。
イギリスの現代ジャズの現代ジャズを代表するバンド、Portico Quartetのベース奏者ミロ・フィッツパトリック(Milo Fitzpatrick)と、同じくMammal Handsのサックス奏者ジョーダン・スマート(Jordan Smart)が新しいデュオ・プロジェクト、Vega Trailsを始動!
米国ロサンゼルス出身のサックス奏者のアーロン・ショウ(Aaron Shaw)と、ベーシストのローレンス・ショウ(Lawrence Shaw)の兄弟ユニット、ブラック・ナイル(Black Nile)。2019年のデビュー作『Sounds of Color』がLAのジャズシーンの新たな才能と絶賛された彼らが、3枚目となるアルバム『River of Emotions』をリリースした。
ニューヨークのニュースクールで学び、優れたパフォーマー/作曲家/即興演奏家に対して贈られる「ジョン・コルトレーン賞」を受賞したイスラエル出身のサックス奏者、アサフ・ハリス(Asaf Harris)のデビュー作 『Walk of the Ducks』がリリースされた。この作品は冒頭、最初のほんの数秒で傑作を確信する類の素晴らしいアルバムだ。
ラテンジャズの中心的存在となっているキューバのサックス奏者、カルロス・アベルホフ・フニオール(Carlos Averhoff Jr.)が偉大な父に捧げた新譜『Together』をリリースした。チューチョ・バルデスやオラシオ・エルナンデスらラテンジャズ界隈のミュージシャンが多数参加し、豪勢なアルバムとなっている。
ピアニストのイタイ・シムホヴィッチ(Itay Simhovich)とドラマー、ヤリ・スターン(Yali Stern)の双頭作品『Our Dreams in Those Times』は、ギターにニツァン・バール(Nitzan Bar)、サックスのシャハル・アムドール(Shahar Amdor)、ベースにトキ・スターン(Toki Stern)という注目の若手奏者が集ったクインテットによる良質なジャズ。
伝統的なアルメニア音楽の影響を受けた優美で異国情緒あふれるジャズだ。アルメニアにルーツを持ち、レバノンのベイルートで生まれ、現在はオーストラリアのシドニーを拠点に活動するピアニスト/作曲家のゼラ・マルゴシアン(Zela Margossian)が、自身のクインテットの2作目となる『The Road』をリリースした。
2017年に米国シアトルで誕生した次世代ジャズ・コレクティヴ、ハイ・パルプ(High Pulp)が放つ強力な新譜『Pursuit of Ends』。この数年でアヴァンギャルドなジャズからサイケ・ロック、プログレ、シューゲイザー、ファンク、ヒップホップ、エレクトロニカまであらゆるものを吸収しシーンの最前線に躍り出た彼らにしかできないであろう、完成度の高い作品だ。
イスラエルを代表するサックス奏者エリ・デジブリ(Eli Degibri)の新譜『Henri and Rachel』のジャケットに写るのは車椅子の母レイチェルと、彼女に優しく寄り添い語りかけるような父アンリの姿。これは彼にとって世界一大切な二人への、愛情に満ちた親密な音の贈り物だ。
ジャズ・セプテット、オリゾンチ(Orizzonti)の新譜『Milagre』(2021年)は、ブラジルらしい豊かなハーモニー感覚を楽しむことができる珠玉のミルトン・ナシメント集だ。
イスラエルのアフロ・サイケデリック・ジャズバンド、Dialgoの2ndアルバム『Homeless Again』は、新たなメンバーとしてサックスのエイタン・ルドマン(Eitan Rudman)とサウンド・エフェクトにノアム・レヴィンバーグ(Noam Levinberg)を迎え、これまで以上にスケールアップ。