- 2026-11-07
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ロウレンソ・ヘベッチスに、リズムを教えてくれた5つの作品|バイーアの太鼓から現代音楽、ヒップホップのビートまで──『リングア・ジェラウ』を聴くための、もうひとつの入口
バイーアの太鼓から、クセナキスの打楽器独奏曲、ヒップホップのビートまで。ロウレンソ・ヘベッチスがリズムを学んだ5つの作品をたどり、10年ぶりの新作『リングア・ジェラウ』を聴き直す。
バイーアの太鼓から、クセナキスの打楽器独奏曲、ヒップホップのビートまで。ロウレンソ・ヘベッチスがリズムを学んだ5つの作品をたどり、10年ぶりの新作『リングア・ジェラウ』を聴き直す。
2026年10月31日〜11月6日の新着から、ムジカテーハが紹介したい世界の10枚。キース・ジャレット、ジョン・コルトレーン、藤井郷子オーケストラ東京ほか全10枚を、記事内のポスターから試聴しながら読めます。
ロウレンソ・ヘベッチス『Língua Geral』が提示する新次元のアフロ・ジャズ|サンパウロ出身の作曲家ロウレンソ・ヘベッチスが、アート・リンゼイとタッグを組んだ10年ぶりの新作。アフロ・ブラジリアンの伝統的な太鼓のリズムと、J・ディラ的なヒップホップのビート感覚が交錯するスリリングな一枚です。BIGYUKIやカッサ・オーバーオールら現代の異才も参加し、過去の亡霊と未来のビートが奇跡的なバランスで調和する「不均衡なダンス・ミュージック」の真髄に迫ります。
カザフスタン出身の若手トランペット奏者、ディーマ・ロギノフ(D!ma Loginov)が、オランダのChallenge Recordsからデビュー・アルバム『First Impression』を発表した。現在オランダ・アムステルダムを拠点に活動する彼が、自身の音楽的なルーツと現在の表現を結びつけた作品で、モダンジャズを基調にカザフスタンの民謡やソウルの要素を取り込み、記憶、移住、アイデンティティといった個人的なテーマを描いている。
ベルギーを代表するジャズ・ピアノ・トリオ、ミシェル・ビスチェリア・トリオ(Michel Bisceglia Trio)が、結成30周年を記念して発表したアルバム『The Virgo』。ピアノのミシェル・ビスチェリア(Michel Bisceglia)、ベースのヴェルナー・ラウシャー(Werner Lauscher)、ドラムスのマーク・レハン(Marc Lehan)という30年間にわたり不動のメンバーによる通算8作目のスタジオ・アルバムで、長年にわたって培ってきたアンサンブルを土台に、叙情的な旋律と即興演奏の自由を追求している。
2026年10月23日〜30日の新着から、ムジカテーハが紹介したい世界の10枚。ジョイス・モレーノ、クリスチャン・マクブライド&Ursa Major、Sampa The Great、Anna Webberほか。記事内のポスターのジャケットから、そのまま試聴もできます。
音楽のベスト10をポスターにする新サービス『My Ten』を公開しました。ジャケットをタップすると試聴でき、ブログやサイトにもそのまま埋め込めます。こだわりのポイント、10種類のデザイン、埋め込みに対応した主なサービスを紹介します。
ポーランド南西部の都市ヴロツワフを拠点とするトリオ、ムウィン(Młyn)が、アルバム『Cały ten jazz』をリリースした。鍵盤、ドラムス、ライヴ・エレクトロニクスという編成で、ジャズ、即興演奏、実験的な電子音楽の境界を自在に行き来する。タイトルを英語にすれば「All That Jazz」。しかし、彼ら自身はジャズというジャンルに、少々ひねくれた距離感を持っているようだ。
グアドループにルーツを持つ3兄妹ジャズ・ユニット、アブラハム・リユニオン(Abraham Réunion)の新作『Jaden an nou』が素晴らしい。グアドループやマルティニーク、さらにはレユニオンといったフランス海外領のクレオール文化を軸にしたジャズ作品で、兄妹の強い結びつきを生かしながら、より個人的で、文化的・社会的な奥行きを備えた音楽世界を展開する。
ブラジル北東部の半乾燥地帯に根ざす先住民文化と、アフリカから受け継がれた祖先の記憶。ブラジル北東部セルジッペ州出身のシンガーソングライター、エロア(Héloa)の4作目となるアルバム『Árida』は、フォホーやバイアォン、アフロビート、ラップ、電子音楽などを交差させながら、ブラジルの多層的な文化の成り立ちを探る意欲作だ。
ベトナム・ホーチミンを拠点に活動するサイゴン・ソウル・リヴァイヴァル(Saigon Soul Revival)が、3作目のアルバム『Chốn Ta Về』をリリースした。今作では収録11曲のうち、終戦の1975年以前の楽曲を取り上げたものはモン・ロン(Mộng Long)作の(8)「Hoạ Mi Ca」のみとなっており、全体的に現在の彼らの音楽を明確にしたアルバムと言えそうだ。
アルゼンチンのピアニスト/シンガーソングライター、クララ・プレスタ(Clara Presta)が、フォルクローレを主題としたアルバム『Folclorito』をリリースした。長年にわたって受け継がれてきたアルゼンチンの音楽を、その形式や起源、先人たちの仕事をリサーチすることから始め、ピアノと歌を中心に現代感覚で丁寧に昇華した作品となっている。
ブラジル北東部ペルナンブーコ州出身のシンガーソングライター、ルリーナ(Lulina)が、7年ぶりとなるソロ・アルバム『Sinuosa』をリリースした。ポルトガル語で「曲がりくねった」を意味するタイトルは、予想外の方向へ進む人生の道筋や、思いがけない寄り道から生まれる発見に由来する。
ともにレバノンにルーツを持ち、フランスを拠点にそれぞれのキャリアを築いてきた歌手ヒバ・タワジ(Hiba Tawaji)と、トランペット奏者イブラヒム・マアルーフ(Ibrahim Maalouf)が、初の共同名義によるアルバム『À LA FRANÇAISE』をリリースした。「フランス流に」のタイトルが示すとおり、主に20世紀後半のフランスの名曲たちをジャズ・コンボとオーケストラをバックに歌う作品で、イブラヒムの代名詞でもある微分音トランペットのソロによってフランスで生きる二人のルーツも織り込もうとするアルバムとなっている。