Bruno Migotto, Vinícius Gomes, Edu Ribeiro & Toninho Ferragutti 『O Tempo das Cores』
現代ブラジル器楽音楽を代表する4人──、ベース奏者のブルーノ・ミゴット(Bruno Migotto)、ギタリストのヴィニシウス・ゴメス(Vinícius Gomes)、ドラマーのエドゥ・ヒベイロ(Edu Ribeiro)、そしてアコーディオン奏者トニーニョ・フェハグッチ(Toninho Ferragutti)が、ECMレーベル作品を多数録音していることで知られる南フランスのスタジオ「La Buissonne」に集い録音したアルバム『O Tempo das Cores』をリリース。洗練された音楽性のなかに暖かく息づく、ブラジルらしい陽光が散りばめられた傑作だ。
アルバムには4人それぞれが2曲ずつ自身の曲を持ち寄り、8曲を収録(サブスクではそのうち7曲が配信されている)。レコーディングは1日で集中的に行われ、これまでに数々の名作を送り出してきたスタジオの創立者である歴史の中心人物であるジェラール・ドゥ・アロ(Gérard de Haro)がサウンドエンジニアを担当。ショーロやMPBなどに見られる豊かな歌心をもった旋律や和音、ブラジル特有の様々なリズムを取り入れた複雑ながら自然なリズム、そしてそれぞれの即興ソロが有機的に絡み合う素晴らしい音楽は、4人の演奏力はもちろんだが、録音やミックスの素晴らしさに依るところも大きそうだ。
Bruno Migotto(ブルーノ・ミゴット)
サンパウロを拠点に活動するブラジルのベーシスト/作曲家。ブラジル音楽とジャズの両分野で豊富なキャリアを持ち、Ivan Lins、Gilberto Gil、Lee Ritenour、Dave Grusinなど国内外の著名アーティストと共演・録音を重ねている。Blue Note TokyoやBillboard Osakaなど世界各地のステージにも出演している。
Vinícius Gomes(ヴィニシウス・ゴメス)
サンパウロ生まれ、ニューヨーク在住のギタリスト/作曲家。ブラジル音楽の旋律美と現代ジャズの即興語法を融合させた作風で注目を集める。リーダー作『Resiliência』『Changes』『Home』などを発表し、国際的なコンサートホールやジャズフェスティバルで演奏活動を展開している。
Edu Ribeiro(エドゥ・ヒベイロ)
ブラジルを代表するドラマー/作曲家/教育者。グラミー賞受賞グループTrio Correnteのメンバーとして知られ、Paquito D’Riveraとの共演作『Song for Maura』などで高い評価を得た。Ivan Lins、João Bosco、Eliane Elias、Randy Breckerら幅広いアーティストとの共演歴を持つ。
Toninho Ferragutti(トニーニョ・フェハグッチ)
ブラジル屈指のアコーディオン奏者/作曲家。ショーロやフォホー、現代ブラジル器楽音楽を横断する独自の表現で知られ、多数のリーダー作と共同プロジェクトを発表している。豊かな音色と物語性あふれる作曲で、ブラジル器楽界を代表する存在として高く評価されている。
Edu Ribeiro – drums
Vinícius Gomes – guitar
Toninho Ferragutti – accordion
Bruno Migotto – double bass